【初心者向け】メールフォームをレスポンシブ化させる方法をご紹介!

メールフォームのレスポンシブ化に悩んでいませんか?

近年ではスマホやタブレットでの閲覧が当たり前となっています。メールフォームがレスポンシブ化していないと、PCでの画面表示の設定のままスマホに表示されるため、大変みづらい画面となってしまいます。ユーザーの途中離脱にもつながりますので、早急に改善しなければなりません。

しかし、専門的な知識がないとどのように設置すればよいのか困りますよね。デザイン制作会社に依頼するべきか、自分でも設置が可能なのかお悩みかと思います。

そこでおすすめしたいのがメールフォーム作成ツールです。ツールを使えば専門的な技術がなくても簡単に解決します。

この記事ではメールフォームのレスポンシブ化の方法やおすすめのメールフォーム作成ツールについて解説します。この記事を読めば費用をかけずにレスポンシブ化できるようになるのでぜひ最後までご覧ください。

当ブログは、フォーム作成ツール20年の運用実績をもつ「ふぉーむまん」が運営し、読者のためになる情報を提供しています。

目次

レスポンシブ化とは

レスポンシブ化とは、Webサイトやアプリケーションのデザインを、さまざまなユーザーのデバイスに合わせて自動的に最適化する方法のことをいいます。

具体的には、スマートフォン・タブレット・PCなどのデバイスに応じて、コンテンツの配置や文字の大きさ、画像のサイズなどを自動的に調整されるように設計することです。

レスポンシブ化の導入の背景には、モバイルデバイスの普及や多様化が考えられます。従来のPCのみのWebデザインでは、スマートフォンやタブレットの小さな画面で適切に表示されない問題が生じていました。

スマホやタブレットを使ってアクセスをするユーザーが増加しているため、レスポンシブ対応のされていないWebサイトではとても見づらく、ユーザーが離脱する可能性が高くなります

ユーザビリティ向上のためにも、レスポンシブ化のできていないWebページは早急に改善する必要があるでしょう。次の章で詳しく解説します。

レスポンシブ化はなぜ必要か

レスポンシブ化が必要な理由は、主に3つの理由があげられます。

  • PCよりもスマホの利用率が圧倒的に高い
  • ユーザーが使いやすい
  • 運用が楽

スマホやタブレットの普及に伴い、Webサイトへのアクセスはさまざまなデバイスから行われています。ユーザーにとっても運用側にとってもレスポンシブ化には大きなメリットがありますので、具体的な数値をもとに解説します。

PCよりもスマホの利用率が圧倒的に高い

総務省の「令和4年通信利用動向調査」によると、スマートフォンの保有状況は世帯で90.1%となっています。令和元年にスマートフォンを保有する世帯は約8割でしたので、確実に保有率は上昇しています。

反対に、パソコンは保有率が減少する傾向にあります。端末利用状況はスマホがPCを抜いてトップに。スマホは手軽に持ち歩くことができ、どこでもすばやく情報収集が可能なため、多くのユーザーに利用されていることがわかります。

この数字を見ても、Webサイトのレスポンシブ化を早急に進めなければならないことがおわかりいただけるでしょう。

参考:総務省|報道資料|令和4年通信利用動向調査の結果

ユーザーが使いやすい

Webサイトをレスポンシブ化することにより、ユーザーは多様なデバイスに最適化されたWebページを閲覧することができます。メールフォームをレスポンシブ化すると、スマホやタブレットの画面で見てもぴったりのフォントサイズで表示されるため、フォームへの入力が楽にできます。

<レスポンシブ化されていないメールフォーム>

  • 文字が小さい
  • ボタンが小さい
  • 入力欄が小さい
  • タップしづらい

<レスポンシブ化されたメールフォーム>

  • 文字が読みやすい
  • ボタンが押しやすい
  • 入力欄がちょうどよい
  • タップしやすい

運用が楽

レスポンシブ化は運用の観点からもメリットがあります。レスポンシブ非対応のWebページやメールフォームは、異なるデバイスごとにページを作成・管理する必要があるため手間がかかります。レスポンシブ化を行うと、更新作業は1つのファイル作成のみで完了しますので、作業工数が大幅に短縮できるのです。外部へ委託するときも制作費の削減につながりますから、中長期的に見て管理コストの削減につなげることができます。

また、将来的に新しいデバイスや画面サイズが登場したときにも、レスポンシブに対応していれば、柔軟に対応することが可能です。

レスポンシブなメールフォームの作り方

レスポンシブなメールフォームを作るためには、主に3つの方法があります。

  • HTML・CSS・PHPを使い独自に作成する
  • WordPressのプラグインを利用する
  • フォームツールを利用する

それぞれ詳しく解説します。

1.HTML・CSS・PHPを使い独自に作成する

技術的な知識がある方は、HTMLやCSS、PHPを用いて独自に作成することができます。この方法は、最も自由度が高く、特定の要件やデザインを持つメールフォームを作成したい場合に最適です。

HTMLのソースにformタグを配置し、CSSで各デバイス向けにデザインや配置・文字サイズなどを設定し、PHPでデータのやりとりをするための設定を行います。

Webサイトのデザインや要件に合わせて機能をカスタマイズできるメリットがありますが、エラーやバグ、セキュリティなどの問題に対応できるだけの技術的な知識やリソースが必要となります。

2.WordPressのプラグインを利用する

WordPressはウェブサイト作成のCSSとして世界中で用いられています。その人気の理由は、さまざまな目的に応じたプラグインが豊富に用意されていること。メールフォーム作成のためのプラグインも多数提供されており、これを利用すれば初心者でもレスポンシブなメールフォームをサイトに組み込むことができます

代表的なプラグインとして、メールフォームをかんたんに設置できる「Contact Form 7」や、コンテンツのモバイル表示に対応した「WordPress Mobile Pack」などがあり、無料で使える点がうれしいポイントです。

ただしセキュリティ対策は別途行う必要があります。セキュリティ面で不安のある場合は、次に紹介するメールフォーム作成ツールをおすすめします。

3.フォームツールを利用する

プログラミングの知識がなくても、メールフォーム作成ツールを利用すれば、誰でも簡単にレスポンシブなメールフォームを作成可能です。

メールフォーム作成ツールは、さまざまな種類のテンプレートが用意されており、好みのデザインを選んで必要な質問項目を設定するだけで完成します。ユーザーが入力しやすい工夫がされた機能やデータ集計、セキュリティ対策にも対応し、専門知識がなくてもマウス操作だけでメールフォームが作成できます。

無料プランには機能に制限が設けられている場合があるため、自社の目的に合ったメールフォーム作成ツールを選択することが大切です。

メールフォームのレスポンシブ化におすすめのツール5選

ここでは特にレスポンシブ化に向いているおすすめのツールを5つご紹介します。メールフォーム作成ツールを利用することで、専門知識がなくても利便性の高いフォームを設置できます。

FormMailer(フォームメーラー)

FormMailer(フォームメーラー)は、登録数55万アカウントというユーザー数を誇るメールフォーム作成ツールです。ユーザーは大手企業から官公庁、さらには教育機関など幅広く、さまざまな用途に合わせて対応できるテンプレートを取り揃えています。

フォームメーラーの最大の魅力は、直感的なドラッグ&ドロップ操作により、初心者でも簡単にメールフォームをデザインできる点です。レスポンシブ化に必要な機能だけでなく、アイデア次第でさまざまな拡張機能を追加可能。一般的な問い合わせフォームから、高度なアンケートフォームまで、多岐にわたるニーズに応じたフォーム作成が実現可能です。

<フォームメーラーの特徴>

  • 大企業や官公庁、教育機関まで幅広いユーザーに支持されている
  • ドラッグ&ドロップ操作でフォームを作成できる
  • アイデア次第で拡張可能

formzu(フォームズ)

「formzu(フォームズ)」のメールフォームは、かんたんな操作ですばやくレスポンシブなフォームを設置できます。専門的な知識が少ない人や初めてメールフォームを作成する人でも、直感的なマウス操作でスムーズにフォームを設置可能です。

多様な機能が充実しており、無料プランでも自動返信メールやPayPal決済、添付ファイルの送信などの設定ができます。用途に応じて有料プランを選択すれば、チャットツールへ通知をしたり、領収証・請求書の発行をしたりと、汎用性の高いフォームを作成できるでしょう。

経済的な面でも魅力的です。パーソナルプランの価格は1年で6,900円。高機能のメールフォーム作成ツールとしては驚くほどの低価格です。手頃な予算で機能性の高いメールフォームを作成したい方は、ぜひご検討ください。

<フォームズの特徴>

  • 簡単な操作でフォームを作成できる
  • 多様な機能が充実
  • パーソナルプランは1年で6,900円と低価格

formrun(フォームラン)

「formrun(フォームラン)」はビジネス向けのメールフォーム作成ツールです。大手企業はもちろんのこと、多様な用途が求められるスタートアップの現場でもその実力を発揮しています。

40種類ものテンプレートを展開しているため、専門的な知識がなくても迷わず直感的にフォームを設計することが可能です。わかりやすいインターフェースはユーザーが入力する手間を極力少なくさせており、ユーザーの途中離脱を回避します。

さらに、収集した情報は一元管理できる機能が充実しています。フォームのデータはGoogleスプレッドシートやSalesforceに出力され、データ分析・顧客管理・マーケティングに効果を発揮するでしょう。

<フォームランの特徴>

  • 大企業からスタートアップまで幅広い企業がフォームランを導入
  • わかりやすいユーザーインターフェースですユーザーの離脱を防ぐ
  • 収集した情報は一元管理できる

Tayori(タヨリ)

「Tayori(タヨリ)」は、導入実績6万アカウントという驚異の実績を誇るメールフォーム作成ツールです。

メールフォームだけでなく、FAQやアンケート、チャットなどの機能も充実しています。この機能を応用すれば、社内向けマニュアルやナレッジベースの作成にも役立つでしょう。豊富なテンプレートを備えた

アンケートや、お客様とのリアルタイムコミュニケーションを可能とするチャット機能など、多岐にわたる機能が用意されています。

初期導入費用は無料でいますぐ始めることができます。もちろんレスポンシブ化にも対応しており、セキュリティ対策面も万全です。サービスの改善や新たな取り組みの方向性を見つけるためにぜひ「Tayori」をご活用ください。

<Tayoriの特徴>

  • 6万アカウントを超える導入実績
  • FAQ、アンケート、チャットなどの便利な機能が充実
  • さまざまなシーンで応用できる機能を備えている

Googleフォーム

Googleが提供する無料の入力フォームは、誰もが一度は利用したことがあるかもしれません。無料のフォームでありながら十分な機能を備えており、多くのユーザーに利用されています。

最大の魅力はやはりその使いやすさにあります。専門的な知識やマニュアルを必要とせず、テンプレートを選択するだけですぐにフォームを設定できます。初心者の方や、すぐにフォームを作りたい方にとって非常にありがたい機能です。

Googleフォームのもう一つの強みは、Googleスプレッドシートとの連携ができること。フォームで収集した情報はスプレッドシートに自動集計されます。データの整理や分析、グラフ作成など、収集した情報を最大限に活用することができます。

とりあえず無料で設置して試してみたいという方にもおすすめ。もちろんレスポンシブにも対応したメールフォームですので、安心してご利用ください。

<Googleフォームの特徴>

  • Googleが提供する無料の入力フォームで安心
  • 専門知識不要、マニュアルなしで設定できる
  • Googleスプレッドシートと連携可能

まとめ

スマホ・タブレット等の多様なデバイスでのアクセスが日常となった現代において、レスポンシブ化されたWebサイトは当たり前のものになっています。スマホ利用率の高さを考えると、レスポンシブ化されていないWebサイトやメールフォームは早急な改善が必要です。

手軽にメールフォームをレスポンシブ化するなら、メールフォーム作成ツールがおすすめ。専門知識のない初心者の方でもかんたんな操作で設置できるうえ、管理コストの削減も可能です。本記事ではレスポンシブメールフォームに対応した作成ツールを紹介していますので、ぜひご検討ください。

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